- 2007-04-22 (日) 2:00
- ニュース
生活保護の申請など、暮らしに困った人が相談できる弁護士や司法書士のグループ「首都圏生活保護支援法律家ネットワーク」(釜井英法、猪股正両弁護士が共同代表)が21日発足し、東京都内で創立集会を開いた。
首都圏中心だが、北海道から九州まで110人が参加する。相談は専用電話(048・866・5040、平日午前10時~午後5時)で受け付け、メンバーの法律家を無料で紹介する。その後の相談援助も、日本司法支援センター(法テラス)などを通じ、なるべく負担が少ないようにするという。
朝日新聞(’07.4.21)
生活保護の申請にあたり「水際作戦」が横行しているという判断している弁護士、司法書士が設立されたグループですが、「生活保護申請等の援助の必要性」ばかりを強調するのは違和感があります。
生活保護を受けなければならない人たちに必要なのは、「生活保護を受ける」ことではなくて「生活保護を受けなくてもすむようになる」ことだと管理人は考えます。生活保護申請のサポートに法律家を無料で斡旋するだけでなく、その後のサポートを主眼に考えているのであればケースワーカーの一人としては大歓迎です。
非常に口悪いですが、どうも行政を仮想敵に見立てた商売に見えてしまうんですよね。もう少し大きな視点とスパンで暮らしに困った人を助けるということをケースワーカーと考えてみませんか?
関連サイト・記事
- 『首都圏生活保護支援法律家ネットワーク』/from MotherShip(’07.4.7)
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Comments:2
- あおざかな 07-04-24 (火) 20:26
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「生活保護申請等の援助の必要性」ばかりを強調するのには違和感を感じられるでしょうね。保護を受けるようになった後の違法・不当な取扱いに対する当事者のサポートと支援も重要な課題だと思ってます。皮肉のように受け取られるかも知れませんが、これまで話のわかるケースワーカーさんたちとそれなりに緊張関係保ちながらも協力しながらやってきただけに、ここ2、3年くらいで急速に現場の資質が落ちたと感じられて残念なのです。私の地元に限った話かもしれませんが、これまでは取組みにおいて内部の良心派を獲得できる論理と姿勢をめざしてたけど、この段階までくると良心的なケースワーカーをエンパワメントする(というよりも『あの人たちがうるさくてかなわないから』という言い訳を与えてあげる)ためにも積極的に争訟を構える方針に転換しつつあります。
- があ 07-05-01 (火) 1:08
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>あおざかな さん
コメントいただくのは本当に久しぶりですね。
ケースワーカーの質の低下は私自身も感じています。その一方で受給者や支援者の質の低下も著しいなぁというのが実感です。それぞれの立場において、双方満足いく方向性なんていうのは見つけにくいとは思うのですが、個人的には「訴訟をおこす」ことが、受給者にプラスになっているとは到底思えないんですね。
あなた方の言われる「良識派」は、あくまであなた方にとって視点が近いケースワーカーなだけで、それが全て正解だというのは乱暴だと思います。
生活保護という制度が難しいのは、ケースワーカーや支援者が携わり方を誤ると、受給者は「自分の足で歩くことをやめてしまう」ところにあると思うんですね。制度に頼り切りになって働けるのに働こうとしなくなった受給者などは一番分かりやすい例ですが、支援者の活動のコマになっている受給者も少なくないんじゃないですか? 支援者の方々が理念をもって活動されていることを受給者は理解していますか?ケースワーカーの質の低下は色々な要因がありますが、ケースワーカーは誰でもできると安易な人員配置して、専門職として育成していないのが一番いけないと思っています。
ある意味、ケースワーカーの地位向上、育成重視の方向性を作らない限り問題は解決しないと考えています。
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